平成27年度第14回 印刷産業環境優良工場 『経済産業大臣賞』受賞
このたび、平成27年度第14回印刷産業環境優良工場表彰にて、本社工場が『経済産業大臣賞』を受賞いたしました。
平成27年9月16日、「2015年印刷文化典」において表彰されました。
環境優良工場表彰制度とは、一般社団法人 日本印刷産業連合会によって、印刷産業の環境に配慮した環境優良工場の表彰制度を実施することにより、企業規模や業態に関わらず企業としての環境
問題に対する取組みを促進するとともに、印刷産業関連工場の環境の改善、及び印刷企業に対する社会の一層の支持・理解の獲得を図り、印刷産業の振興に資することを目的とした表彰制度です。
9/16 ホテルニューオータニにて開催された環境優良工場表彰式 (右:田上社長、左:藤田部長)
受賞のご挨拶
この度、第14回環境優良工場審査にて栄えある経済産業大臣賞の受賞をいたしました。
弊社は本年5月をもちまして、創業140周年を迎えました。
明治8年創業の先代たちの思いを現在の工場に集約し、技術の向上とお客様への感謝の気持ちを全社員が心に掲げて、日々の業務に邁進しております。
今回、幸いにもこの賞を受賞することが出来たのも、ご指導いただいた関係者の皆様、
そして真剣に取り組み続け結果を残してくれた社員の皆さんに深く感謝すると共に、心より御礼を申し上げます。
今回の受賞を糧として、更なる企業価値を高めてゆく所存です。
今後とも変わらぬご支援のほど、宜しくお願い申し上げます。
受賞理由のポイント
㈱笠間製本印刷は、預金通帳のほか、パンフレット・ポスターやクリアファイルを主な製品とする中小規模のオフセット印刷工場である。2013年に局長賞受賞。さらに上位のレベルをめざし、環境マネジメントや環境の保全活動のレベルアップに取組んでいる。先行工場の活動内容を参考に、自社システムに合わせて導入するなど実績を積み上げている。その結果、ハード・ソフト面の改善が進み、業界トップレベルの水準に達し、環境パフォーマンスが確実に向上している。太陽光発電からデマンドコントロール、LEDの採用や、主力製品である通帳へのカーボンオフセット展開など高く評価できる。32種類に分別する廃棄物処理、各資材のリサイクル率99%など業界トップレベルにある。社会貢献活動にも活発で、損紙の地域幼稚園30ヶ所への寄贈や、白山市「水の旅案内人」や献血活動などは参考にしたい。また本工場は経営情報システム(=MIS)を導入し、環境を含めた経営情報の見える化が実践され、経営と環境活動の調和が実現されている。
(2015年印刷産業 環境優良工場表彰審査委員会発行文書より抜粋)
弊社の環境優良工場への取り組み内容を一部ご紹介いたします。
さらに詳しい内容についてはCSR活動報告をご覧下さい。
環境優良工場「経済産業大臣賞」 受賞記念冊子
今回の受賞を記念しまして「KASAMA eco ファクトリー」と題した冊子にまとめました。 受賞に至った経緯からリサイクル実績などの取り組みと成果を詳しくご紹介する内容です。